甘味処

お仕置きタイム

「叶愛―♪帰ろッ!
宙と大翔も一緒に帰るってさーっ」


「今日は久しぶりに4人で帰ろうぜ―♪」


「最近帰ってないもんなー」


「ほんと...!久しぶりだよねッ」



やっと学校終わった...。
最近やけに学校長く感じるんですけど…


原因はわかってるんだけどね。


「なんかテンションおかしくないか?叶愛。」


「今日は疲れたねー叶愛は。」



「...うん。もうありえないよッ!いい迷惑。」



「なんか異様に女子から
睨まれてたよな?叶愛。」



「あ~なんでだろ―ね!?
睨まれるの超意味不ッ!!」





冗談まじりでしゃべるあたし。
大翔と宙には言えないや...ごめんね。







「おい...」








「へっ?」




グイッ!





「!!??」







し...星桜!?...ッてか、ど―なってんの!?
またあたし抱きしめられてるし!?






「ちょッ!離してっ!何すん...!!?モガモガッ」


口を押さえられてしゃべれない…

友達待たせてるんだけど!?




チョイチョイッ



星桜は一刺し指であたしのポケットを指さす。




ん?



...もしかしてティッシュほしいの?
そう思ってティッシュを渡そうとする。




「怒」



...違うのね。






じゃあ...






...携帯?
携帯をポケットから出して見せる。



パッ




ちょッ!携帯に何して…!!






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