甘味処
\ NO4 恋愛感情 /
「宙ッ♪おはよーッ」



「...おはよ」


ん?なんかテンション低くない?


「宙?どうしたの?せっかくクラスが戻って男女一緒になったのに。」



あたし達のクラスはやっと一つにもどった。



「あー。なんでもないよ。」



変な宙...。今までこんなことなかったのに。


あれから...
あたしは、一人でも言葉を伝えることができるようになったし、
もし何か言われても言い返せるようになった。
それに...



「「「「私達、二人を応援していますよ!」」」」



と、なぜかいじめの件で仲良くなった女子4人...。




なぜあたしが星桜とを応援されているのかはまったくわかんないけど、この4人はイイ子達だから、友達が増えて結構嬉しい。





「叶愛ああああああああああああッッ!!」



!!??


「朱夏?朱夏ああああああああッッ!!」



朱夏ぁ...インフル治ったんだ。よかったあ...
あたしはぎゅっと朱夏に抱きついた。



「ごめんね?朱夏がつらい時にいなくて...あたしっ。」


っと言い上田さん達をキッっと睨む朱夏。


でもね...あたし大丈夫だよ?


「朱夏...あたし、宙と星桜に助けられたの。大丈夫、一人で言い返せるようになったの。朱夏にばっかり頼れないから...。」


「叶愛ぁ...成長したねぇ。」


と言ってまたあたしにぎゅっと抱きつく朱夏...。
本気で...ずっと心配してくれてたんだね。

ありがと...

< 77 / 227 >

この作品をシェア

pagetop