甘味処

裏表性格は拒否

「とゆ―わけです。」


「プ」





「叶愛らしいドジっぷりだわ!。ププッ」


だって…
てゆ―か
普通そう思わないの?

「だって!ップハッあはははははっは」


笑いすぎ。



「朱夏!ひどすぎ!こっちは大変だったのに;」


そう。大変だった…。
あれから走って家帰ってきたからキャベツ忘れるし。
戻ってきてもキャベツないし。
あたしの半額キャベツがあ…。


ショックすぎるよぉ…



「ごめんっ!ごめん!大変だったよね??」



そういいながら、あたしの頭をなでてくれる。

なんだかんだいいながら、いつも朱夏は優しい。
だからあたしって結局は、朱夏になんでも言っちゃうんだよね。


「で?」


「えッ?」


「そのイケメンくんの名前って何?」


名前?そんなの知るわけない。
あたしが教えてないし…聞きたくもない。


「しらない。てゆ―か、あたしあの人嫌いだから別にいいし…。」


「叶愛…その人助けたのに...(汗。
すっごい拒否反応ねー。」





「......ッ!あたしは…性格が裏表ある人ってゆうのが一番嫌いなの!」



あ…

朱夏はびっくりしたみたいで、
目おっきく開いちゃってる。
驚かせちゃった...。


「ぁ…ごめッ…」



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