ストレートティー
センセイ
「母さん…」



目覚めると母さんがいないことに気づいた。






父さんも…
兄ちゃんたちも…
妹も…
おばちゃんも…

私も





みんな後悔した。









治り始めた。そう思った時が1番危ないとわかっていたはずなのに…。










仕事や家庭、友人関係…色々な悩みを一人で抱えすぎた母さんは一度自殺を計った。




しかし、病院に運ばれ未遂に終わったがそれからふさぎ込んでしまった。




それが徐々に治り始め、家族は嬉しくて油断しきっていた。












そんな矢先−−−
私の入学式の1週間前…ある岬に最後の足跡を残して姿を消した。

< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop