餌は貧血少女!?〜吸血鬼に愛されて〜
―愁side―
ミヤ・・・どうしたんだ・・・?
俺は隣のソファーに苦しそうに横たわるミヤの頭を撫でながらタクシーが来るのを待った
顔は真っ青で苦しそうに眉をしかめるミヤ・・・・・・
早く・・・・・・!
タクシー来てくれ・・・・・・!
俺はそっとミヤの頬に口づけをする
『・・・お前が・・・好きだ・・・』
普段口にできない言葉を口にする俺は・・・きっと凄く不安なんだと思う
ミヤの具合の事も、勿論だが・・・・・・
ミヤに男が出来るのが・・・・・・
怖いんだ・・・・・・