現実俺様彼氏。
▼最低上司の東條さん
--翌日
「胡桃?」
「?」
「さっきから東條さんのこと警戒してるように見えるんだけど…」
「えっ…、そうかな?」
警戒するの当たり前だよ~!!
トイレに押し込まれたあげくにあんな…、
(ボッ…)
「顔赤くなってるよ~?」
(いやあー!)
「あ、もう時間だ!!」
透は自分のデスクに着いた。
「部長の田中だ。よろしくな。右側の列の社員は田崎くんが君たちの上司、それから左の列の社員は東條君が上司だ。いいな?」
え…、私の上司は…、最低男?!