【完】王子様と甘いキス








あの時の涙は……きっと忘れることはないと思う

こんなにも沙耶が愛しいと思うなんて、不思議だ



少しは……距離縮まったかな?


……いや、そーであって欲しい。




―――――…




昼休み、中庭に行こうと図書室の前を通った時、沙耶とアイツの姿が目に入った。







< 234 / 267 >

この作品をシェア

pagetop