悪魔? or 天使?(上)
その分僕は、
簡単に龍に嫉妬して美玲ちゃんをデートに誘った。
…それが正解だったかは別として…
少しでも美玲ちゃんに近づけたならそれでいい。
というのも、美玲ちゃんのあの話。
普通に聞いたら距離を置きたくなるようなとんでも話だったけど、
逆にそれを話してくれたってことは、少しは僕のことを信用してくれてるのかもしれない。
表の自分と裏の自分。
間違っても表裏一体とは言い難い本当の姿。
それを僕に見せてくれた。
きっと美玲ちゃんが見せてくれた“あれ”は、彼女のほんの一部。
龍はもっと最深部の美玲ちゃんを知っているのかもしれない。
……軽い落胆……
僕ってこんなに嫉妬深かったっけ?
いやぁ、愛の力ってすごいなぁ。
え?冗談だって。はは