悪魔? or 天使?(上)




「わかった」



きっと、間違ってない。



これが答えだ。




優里には悪いけど…



あたしには落ちぶれていくしか


道がないんだ。





「あ、来たよ」




仲間内の一人が入口を指さす。




そこには顔を真っ青にした崎山さんが


立ちすくんでいた。




それほどあたし達の表情は


おぞましい物だったんだろう…。









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