にじいろ奇跡
「では、これで失礼します。またルリのお見舞い来ますね」


もう一度会釈をして、私は足を進めた。


家へ帰ろう。明日もバイトは無いからルリのトコに行こうかな。


「また、来てね。沙夜ちゃん」


両親の声が聞こえた。



勿論。



行きますよ。




だってルリは私の大切なトモダチだから・・・。




私の口元には笑みが浮かんでいた。


明日もルリのトコに行こう。
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