Milky Milk ~間違いないのは1つ~
小学校に入りたての頃。自己紹介、と言われて立ち上がったが、緊張により手が動き、隣の席の子の頭を叩いてしまった苦い思い出がある。
「?What?」
「そーりーそーりー…、あー…うー…」
手の動きは、ダイナミックになっていく。誰か…誰か助けてえ…。
(でもユカくんは忙しいし、アイラさんは絶対助けてくれなさそう…)
「May I help you?」
その時、背後から声がした。外国人とは違い、少し低い声。その人物は、外国人と海の間を割って入った。
「Oh…ヨカッタ」
外国人が突然片言を話し目を開いた海だが、そこからその場は英語のオンパレード。