青柳高校生徒会補助役員!!〜中〜
さて、私もさっそく自分が回収してきた要望書を机に重ね、仕事に取りかかった。
仕事というと、全ての要望書に目を通し、その中で最悪でも[要望の書き込まれている]要望書とそうでないものとを分けるのが第一の作業。
さらにそれらを種類別に分け、より重要性の高いものから順に下から積み重ねていくと言うもの。
ほとんどが流れ作業だ。
だが、全校生徒900人近くいる生徒達が、毎日と言っていい程、つらつらと要望書を書き留め目安箱に投函してきやがる。
この地味な作業を延々と繰り返していると精神的にかなりの重労働となる………
桜庭:
「はぁ…………」
手は動いている故[仕事]はしているのだが、これがまた実に暇だ………
こんな時に、目の前にいるヤツが[話し相手]になりうるというだけで、どれだけありがたいことだろうか………
橘………