青柳高校生徒会補助役員!!〜中〜
栗沢は携帯を開き、私に手渡した。
栗沢:
「いいか………??少しでもSOSを出そうとしたり、他に怪しい真似しようとしたら…………………分かってるなぁ…………????」
桜庭:
「ッ………はい…………」
栗沢:
「通話の内容は、俺にも聞こえるように耳から離して喋れ…………いいな………??」
桜庭:
「…………はい…………」
栗沢:
「よし…………始めろ…………」
栗沢に指示され、私は震える手で携帯の電話帳を開いた…………
カーソルをカ行に合わせると、一番上にあった…………
『樫家翔太』
桜庭:
「ッ…………」
出来るか分からない…………
少しも怪しまれずに、こんな人気のない倉庫に、それも独りで来させる何て…………!!!!
でも………出来なかったら………………………
栗沢:
「何してんだ………!!??早くやれ………!!!!」
桜庭:
「ッ………はい…………」
通話ボタンを押し、コールが始まってしまった―――…………