青柳高校生徒会補助役員!!〜中〜

栗沢は携帯を開き、私に手渡した。



栗沢:
「いいか………??少しでもSOSを出そうとしたり、他に怪しい真似しようとしたら…………………分かってるなぁ…………????」

桜庭:
「ッ………はい…………」

栗沢:
「通話の内容は、俺にも聞こえるように耳から離して喋れ…………いいな………??」

桜庭:
「…………はい…………」

栗沢:
「よし…………始めろ…………」




栗沢に指示され、私は震える手で携帯の電話帳を開いた…………

カーソルをカ行に合わせると、一番上にあった…………





『樫家翔太』





桜庭:
「ッ…………」



出来るか分からない…………

少しも怪しまれずに、こんな人気のない倉庫に、それも独りで来させる何て…………!!!!

でも………出来なかったら………………………





栗沢:
「何してんだ………!!??早くやれ………!!!!」

桜庭:
「ッ………はい…………」



通話ボタンを押し、コールが始まってしまった―――…………
< 486 / 635 >

この作品をシェア

pagetop