青柳高校生徒会補助役員!!〜中〜


樫家先輩は状況を確認するかのように周囲を見渡し、[栗沢誠也]を一瞥した。



樫家:
「ハッ……つまんねぇ………」


樫家先輩……??


樫家:
「無事か……??桜庭……??」

桜庭:
「えっ……はい……」

樫家:
「そうか……ならいい………」



………????



栗沢:
「久しぶりだなぁ……[樫家翔太]……会いたかったぜぇ……??」

樫家:
「俺ぁ、テメェーの顔なんざ二度と見たくもなかったがなぁ……??[栗沢誠也]ぁ……??」


やっぱり……

この2人知り合いなんだ……


栗沢:
「冷たいこと言うんじゃねーよ……??折角、お前のためにお前の可愛い後輩人質にしてまで歓迎パーティー開こうってんだ……お前には楽しんで貰わなきゃ割に合わないぜ……??」

樫家:
「相変わらずゴミみてぇーな考えしか浮かばねー屑だなぁ……テメェーは……俺一人ヤるためだけに女人質に取るなんざ……テメェーも堕ちたもんだなぁ………????」


……………

酷い会話だ………


栗沢:
「フッ……何とでも言えよ……」



樫家:
「……惣次はどこだぁ……??」

栗沢:
「はぁ……??榊原なら、別の部屋でサンドバックになってくれてるぜ……??」

樫家:
「ふぅーん……」




栗沢:
「まぁ……オレはお前が景気よく血祭りになってくれりゃ他はどーでもいいけどなぁ……」

樫家:
「……………」



栗沢の合図で、10人近くいる武装した北陽校生が樫家先輩を取り囲む……



桜庭:
「樫家先輩!!!!!!」
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