手紙

「…先輩?」

「俺なんか焦ってた」

「へ?」

「悠里がまだ楓のことすきだったらどうしようって…」

先輩そんなこと考えてくれてたんだ
嬉しくて涙が出てきた

「先輩…、
あたしが好きなのは木村先輩です
だからそんなこと考えないで?」

あたしがそういうと先輩は優しく笑った

「俺、悠里のこと大切にするから」

そういって優しいキスをしてくれたんだ

「先輩…すき」

嬉しくて嬉しくて
自然とでた本音だった



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