彼氏は芸能人!?
そしてようやく、
輝の撮影が終わりと、
輝は私の腕を持って、
楽屋に戻った。

「琴・・。」

輝は部屋に入ったのと、
同時に私を抱きしめた。

「琴の香りにして。」

「いいよ。」

輝は少しの間、
何も話さずにずっと、
私を抱きしめた。

「心が落ち着く・・。」

「輝・・・。」

やはり。
輝には何かあったと思う。

「輝?ベッドシーンは、
少し羨ましかった。」

「何で?」

「まだだから。」

「本当だな。
けど琴が落ち着くまで、
俺はいくらでも待つよ。」

輝が私を離すと、
甘いキスが振ってきた。
また私は輝のキスで、
酔いしれる事になる。

< 87 / 226 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop