Friend
第1章

◇苺side


どき…どき…
高まる胸の鼓動。

運命の合格発表の時。

「じゃあ、お母さん帰るね」

あたしの頭を撫でると、お母さんはにっこり笑って車に乗った。

「う、うん…」
「ちゃんと電話するのよ」
「分かった…」

大丈夫…
あんなに勉強したもん。
テストも割と良くできたし…

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