平凡少女の憂鬱



「可愛い、可愛い、可愛い。」



嫌がらせのつもりで何回も言ってみる。




「お前、それ以上言うとケーキ奪うぞ。」




「調子に乗ってすみませんでしたぁ!!」




悪魔君からの恐ろしい一言。

マジそれだけはやめてください!!




「・・・もう俺に可愛いとか言うなよ。」




「はい!誓います!」



多分!!

だからケーキを奪わないでください!

せっかくこんなに美味しいケーキに出会えたのに!!




「・・じゃぁ、許す。」



そう言ってそっぽを向く悪魔君。


わぁ、可愛・・ゴホンゴホン。


危ない、危ない。

さっそく言ってしまうだった。










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