樹の下で、君を想う。

揺れる心




あの日
恋樹で出会った拓真という人が

頭から離れない。





これが何の感情かは分からない

だけど気になる




すごく気になる。







それから私はずっと彼を見るようになった



―――――――――――――




今日も…いた!!


私の席は窓側だから中庭がよく見える。





1つ分かったこと、それは

彼は毎日のように授業をサボり

中庭のベンチで寝ている。




そして

毎日彼を見るのが

私の日課になっていた。




さすがの私でも

この想いが何か分かった


恋を、したんだ。
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