忘却は、幸せの近道
「梨依ちゃん、準備できたよ。
あれっ?
3号は?」


沙奈ちゃんは、不思議だ。


私と実依に対しては、ちゃん付けなんだけど。


トーくんは、2号。


もっくんは、3号。


せんちゃんは、4号。


そうやって、呼ぶんだ。


理由は、わからないけど。

「今日は、いるみたい。」


「そっか....。」


「そう言う事なら、食べ始めるぞ。」


いっくんが仕切り直して朝ご飯。


私たちの両親は、放浪の旅をしている。


一応、パパは、柊グループの会長してる。


いっくんに社長を継がせたからね。


社長をしてた時は、メッチャ忙しくて、同じ家に住んでいながら見たことがあまりなかった。


社長を引退後、ママと念願だった旅行に行ったら、あまり戻らなくなった。


たまにふらりと帰ってくるんだけどね。


だから、いっくんにお世話になってる。
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