忘却は、幸せの近道
食べ終わって、まったりしてたら、マスターが来た。


「これは、サービス。
さっき、べた褒めしてくれた君とお姉さんには、これ。」



マスターは、私たちにデザートにケーキを出してくれた。


卓と惣一くんには、甘くなさげなチーズケーキ。


私と実依には、ガトーショコラ。



おそらく、通常出すときより倍もありそうな量。


でも、これは別腹ね。


「梨依ちゃん、超おいしいね。」


実依の食べてる姿を見てるだけでおいしそうなのわかるから。


ホントにおいしいんだけどね。


「てか、惣一はマスターと知り合いなのか?
妹がいるのは、初めて知ったけど。」


卓が、私も不思議だったことを聞いた。


「マスターは、親父の弟なんだよ。
親父は、飲食店を何件か経営しててさ。
ここのオーナーでもあるんだ。
最近、知ったんだけどさ。
経営者になった理由は、弟がいずれ店を出せるようにするためなんだぜ。」


惣一くんは、呆れながらも楽しそうに話した。


てか、マスターのために惣一くんのお父さんは、仕事頑張ってたんだ。


ある意味、子より弟をとった感じ?
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