君想う
11章



朝、怜君に起こされた。




目が覚めた私は怜君の慌てぶりに驚いた。



そして怜君が信じられないことを言った。




「麻貴がっ…。」




私は頭が真っ白になった。



信じられなかった。



信じたくなかった。




『麻貴がっ…死んだ。』




「い、いやっ…。」




嘘っ…。



嘘だよね?
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