―百合色―
人を愛せば愛す程、
周りが見えなくて、
でも君を見つけだせる─…


人を愛せば愛す程、
胸が痛くなって、
誰かと君が話しているだけで、苦しくなって、
ヤキモチを妬く─…


なぜだろう?


この気持ちは─…


この気持ちは、君で埋めつくされている。



『修…どうした?今日、百合と会ってんだろ?』



『会ったよ?光輝…俺さ…』


急に、修の口調が変わった。


小さい声で、俺に話した。

衝撃的な事を。



『何だよ?』



『百合に告白したんだ、俺……』



ドクン…


それで…どうだったんだよ…


百合は何て言ったんだよ…

修…早く言えよ…


気持ちだけが高ぶる。

気持ちだけが、焦る。



俺は携帯を強く握り締め、次の言葉を待った。
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