priere (プリエール)
ぬけるような青空





雲一つない





過ぎ行く季節を惜しむかのように照りつける日射しに


一瞬立ちくらみがしながらも


一番見晴らしの良い北側の角まで歩みを進める・・・







フワッと風が吹き、黒髪を揺らした




柔らかくそよぐ秋風の香りなんか感じちゃって・・・


何だか妙に気分が落ち着いている



< 2 / 36 >

この作品をシェア

pagetop