Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
『これは…3限なるまで屋上で決まりやなっ☆』
意味もなくテンション高く呟くと、遅刻届を出したあたしはスキップで屋上へと向かった。
晴れ渡る青い空が、視界いっぱいに広がる。
『やっぱここはええわぁ〜』
眩しい夏の太陽はちょっと汗が滲むけど、やっぱりあたしはここから見上げる空が、今の所1番綺麗だと信じてる。
両手を上げて伸びをして、暢気なあたしは大の字になって寝転んだ。
つい、ウトウト夢へと吸い込まれそうで、だけどこの夢うつつな時が、人間1番幸せなんじゃないかと思う。