Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
まるで何かから逃げるように走り続けるあたしは、自分でも驚くほど表情を強張らせていて…
「嫌やっ!」
バチャッと雨水を飛ばして激しく転んだあたしは、そのまま蹲って泣いている様だった。
…これは、夢なんやろか?
あたしはこの光景を、前にも見た事あるような気がする。
暫くするとまた一つ、どしゃ降りの雨の中に影が浮かんだ。
こんな日に傘も差さないで、全身を濡らしながら、自慢の金色頭を濡らしながら…
蹲るあたしに走り寄って来たのは日向だった。