Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
―――☆
蝉の鳴き声が、窓を通して部屋にまで聞こえてくる。
『なぁ、今の何やねん』
びっくりしたような、ちょっと呆れたような声が、八畳ほどある洋室で発せられた。
『うーん。瞬間移動?』
続いて、文の最期に“クエスチョンマーク”を付けて答えたのは、紛れも無くこのあたし。
床に顔を着けてベットの下を覗くと、後ろから『何してんねん』と頭を軽く小突かれた。