Heavenly sky-あたしと君に残された日々-





だから何も疑わなかった。


これが本当に最後になるなんて。


そんな事思いもしなかった。


俺たちはいつものように俺の愛車に乗って、いつもと同じく走り出した。


それはほんの一瞬の出来事で、もしあの時予測できたとしても、きっと回避はできなったと思う。


それくらい一瞬で、人間はこんなにも脆くて儚いんだと思い知らされた瞬間だった。






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