Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
教室が静かなせいか、やけに彼女の怒声が鮮明に聞こえる。
空気を揺らして伝わるのは、嬉しくもない言葉ばかり。
ゆっくりとあたしの机に近づきながら口元に笑みを作る彼女は、虚ろだった瞳を濁らせて…
「みーつけた」
この状況を心底楽しむような奇妙な声色に、背筋に悪寒が走った。
異様な空気に包まれる教室で、綾子はあたしの机を感情のない目で静かに見据える。