Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
さっきまで、一人で笑う日向を怪訝な目で見つめていた彼女。
だけどその表情は一変して、いきなり日向の腕を掴むと、
「日向怪我してる!」
先輩とのいざこざでできたらしい切り傷を、驚いたように見つめた。
「ああ、こんなん大したこと―――…」
「あかん!ちゃんと消毒しなっ」
「…えっ!?」
驚く日向の腕を引っ張りながら机の方へと移動する彼女に、またグツグツと嫌な感情が駆け巡る。
―――うちが消毒しようと思ってたのに。
そんな思いが沸き上がり何故か悔しさでいっぱいになって、この気持ちをどうしたらいいのか分からない。