続・特等席はアナタの隣。
う、うそでしょ…。

お兄ちゃん、強引すぎるよ…。


皮のシートにぐったりと身体をあずけ、静かにため息を吐いた。
和泉君に申し訳ない…。



私の日常はこうして何かしら色んなことが起こり、いつも騒がしくなってしまう。

和泉君と平和に過ごせる日は訪れるんだろうか…。



もちろん、家に帰ったらお兄ちゃんの説教が延々と続いたのは言うまでもない。




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