消しゴムをくれた女の子
だけどね・・・


現実はそうドラマチックじゃ無いんだね・・・

うん。

俺ら三人はその時痛感したんだ。







既にサトミの家はもぬけの空だった・・・


何も残って無いし、誰もいない・・・



俺はその場に座り込んだ。

森君もしゃがみ込んでいた。

追い付いた板倉は金属バットで壁を殴った・・・



まあ、こんなもんなんだろう




< 59 / 371 >

この作品をシェア

pagetop