消しゴムをくれた女の子
高校生編 〜消しゴムのカケラ〜

妄想の日々

127:福田 ◆vZuPaMM3aQ :2009/09/08(火) 16:07:10.86 ID:9xNlBgSO ID AA
お待たせしました。今客待ちで時間があるので、仕事の合間をぬって書きためて奴を投下します。


高二に成った俺。

少しだけ大人になり、ちょっとづつ現実が見えて来た。

だが、やはり妄想はするし、格好を付ける所は変わって無かったと思う。

相変わらず板倉とは一緒で、何故か森君も加わり三人でずっと過ごしていた。


毎日三人で誰も来ない学校の別棟で弁当を食べて昼寝をしたりして過ごす。

誰も来ない事を良い事に俺らは私物を持ち込み、いつの間にかその場所は俺らの別荘の様に成っていた。

板倉が持って来たカセットコンロですき焼きをした事もあった。

流石にその時は先生に見つかり、こっぴどく叱られた。


学校の外では、森君の家で漫画を読んだり、近くの山に秘密基地を作ってダラダラ過ごしたりしていた。

だが、この秘密基地が夏の蚊のせいで閉鎖に成ってからは、もっぱら森君の家で過ごした。

森君は俺ら二人が家で寝ていても一人いち早くハマったインターネットについて語っていた。


< 61 / 371 >

この作品をシェア

pagetop