空が青いって誰が決めたの?
いつもの扉をあけると
一人ぽつんと座っている


「貴方きてたんだ」


「貴方じゃない」



いつのまにか私は優水 渚が目の前にいた


「貴方の方が呼びやすい
」


「いい加減呼ばないと、
キスするよ?」



迫力に負けた、目の前にいるから怖い


「渚でいいんでしょ
どうでもいいけど」



腰を渚の近くに落とした
渚も私の近くに腰を落とす



「君の名前はなんていうの?」


「なんで渚に教えなくちゃならない、名前なんてどうだっていい…。」



不機嫌にそう言った
名前なんて聞いてどうする



「どうでもよくない、教えて」


「竜宮 瑞葵」



そっと独り言のように
いい名前だねといってくれた


「答え見つかったの?
」


「まだいい答えがない」



あんまり期待はしないけどね視線を空に移す



「それより瑞葵は好きな人とかいないの?」



いきなりの呼び捨てになぜか心臓がとび跳ねた



「いない…退屈なだけ」



わざと私は渚の好きな人を
聞かなかった。
どうせいないと答えそうだったから



「瑞葵は太陽と月どっちが好き?」


「そんなの月に決まってる」


同感といってくれた。


でも渚はきっと答えを探し出せることはないと思う



こんな時間もいつかは終止符を打たれる
< 32 / 193 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop