主従関係
「まさかっ!!ただの後輩だよ。」


少し驚いたような顔をした。


ほっ。なーんだ。


「もしかして花蓮、気になるの?」


少し、嬉しそうな声をだった。


「当たり前です。櫻庭家の跡取り息子ですから、それなりの名家のお嬢様ではないといけませんよ。」


わざと冷たい声で言った。

そうしないといけないような気がしたから…。


もしかして…
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