主従関係
「ええ。とっても良くして頂いて居心地がいいです。」


エリカは本郷様に微笑み会話を繋いだ。



「そうかそうか。それなら櫻庭家に嫁いでも構わないな。」



ほっほっほっ。と愉快そうに本郷様が豪快に笑い大きなお腹を上下に揺らしていた。




「ガシャン!!」




いきなりの核心の言葉に動揺してか持っていたお皿を落としてしまった。



本郷様の言葉に胸が激しくドキドキし、手が震えた。



「失礼しましたっ。」




慌てて片付けようとするがエリカたちの会話が気になりなかなか身体が動かなかった。




見かねた如月さんが直ぐさま片付けてくれた。




チラリとエリカたちを見ると何事もなかったかのように会話が続いていた。



直人様はそんな私を見つめていた。
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