フレアップ!!上巻


「ううん・・・私たちそんなんじゃないし・・・・・・ね?」


「・・・うん!」


咄嗟に出たような苅谷の弁解に俺は早急に同意する。


そうだ、そんなんじゃないんだ俺たちは。


「あ、そーなの。」

ヘラヘラ笑いながら、水町は お勉強中? と俺たち2人の顔を交互に見ながら 俺も自クラで勉強してたんだ! と陽気に語った。



「お前が・・・なんか意外だな!(笑)」

俺は必死に笑顔を浮かべると、少し突起のついた言葉を冗談で投げつけた
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