淡恋

学校



―――――――


入学式も終わり

私は絢乃と帰っていた。





「千沙さ隣の席の子と
仲良しだったね!!」



「はぁ??
栗原愁太と!!?
違う、違う、てかないから!!!」




私は断固拒否した。



絢乃は

何を根拠に

そんなことを・・・・。





「そうかなぁ??
私、二人はうまくいくと
思うけどな〜。」




絢乃がにやにやしながら

こっちを見てくる。






*
< 15 / 72 >

この作品をシェア

pagetop