─ハウステンボスで逢いましょう─『ずっとアナタが好きでした』


「寝てないんだったら──…」


と、あたしに近づく真理

そして、人差し指をあたしの唇に当てて

「じゃあ…キス──したんだ…」



ドキン!!



「そうなんだぁ…キスねぇ~いいんじゃない。キス。」


「真理ぃ~~」




「そんな怒んないのうぉ~キスねぇ~上手かった?北村さんのキス。」



「真理!!」



「冗談だって。
そんなにムキにならないでよ。

あたし達もう
25なんだからさ、

キスの1つや2つで

なに、ムキになってんのよ。」




「だって、仕方ないじゃない!!キス…久しぶりだったし…

それに…まさか北村さんと──キス──だなんて─…

なんだか──夢みたいで─…」


まだ─…信じられないよ─…。



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