狼執事とお嬢様♡
長い廊下を歩き、1つの扉の前で止まる。
大きな扉の、前。
3人と出会った場所が、この扉の向こう側にある。
ギィ、と小さく鳴ったドア。
私は扉の中心に立つと、開いたと同時に足を踏み入れた。
『久しぶり…お母様。』
「穂乃歌~♪久しぶりーー♪」
会いたくなかった。
といえば嘘になる。
会いたかった。
と言っても、本当にはならないだろう。
超、複雑。
「なんか変わったわねぇ~…?」
『私…?』
「口調が多少荒くなったわ♪」
『え゛?』