狼執事とお嬢様♡
―――――……
――…
車内では、さっきの明るさがウソのようだった。
俊も海琉も、間その外に視線を向けていた。
支葵だけが、スッと前を見つめていたんだ。
その横顔に、少しだけ胸がドキドキした。
…誰一人口を開かないのはきっと…
皆が、緊張していて。
それぞれの思いを胸の中で膨らませているんだ。
実際私も…緊張もしているし、何を言ったらいいのかって、すごいなやんでる。
景色が、たくさんの住宅から、
一際大きな庭と家へを変わる…
凛城家に、着いたんだ。