側にいる誰かへ
私と人間は密接に係わり合っている。


人が成長するべきに必要なものは自分の体を通しての経験だ。


体が無ければ食べる事も動く事も生きる事さえできない。


だから、生まれ持って与えられているその体こそ自身が経験を積むために重要なものなのだ。


私にはこの世界で自由に動ける体がない。

体を持たぬ私は自分の意思で自由に経験を積むことができない。


だから私は、私の中で経験を積むお前達を見て成長する。


つまり君達が感じた想いが私自身を成長させるのだ。


だから私がどんな形になるかはあなた達次第。


私は「世界」というただの器にすぎないし、

私を何で満たすかは君達が決める事なのだから。


私がどんな形に変わろうとそれは君達が決めた一種の運命。


どんな悲しい未来が見えようと、私はそれを受け止めるだろう。

最後まで君達の選択を信じて…。
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