ギブアップ



プルルルルル



携帯がありきたりなメロディーで鳴っている



また仕事だ


次はどんな客人かな




俺は飲み干した缶コーヒーを握りつぶし、さっさとゴミ箱に捨てた


車の中の缶コーヒーもさっさと捨てないとな


犯罪者を迎える人間にしてはあまりにも危機感を持ってない


しかし、これくらいで構えてなければならないのだ


焦ってしまえば全て負けなのだから


人間なんて脆く崩れやすく作られているから
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