俺様?王子様?二重人格?





愛梨という女が喋り終わると。


女子のため息と拍手が聞こえた。



俺は愛梨の方をチラッと見ると


目が合い、軽く微笑んでみた…。




すると興味無さそうにそっぽを向いてしまった。





「…チッ…」





俺は誰にも聞こえないように


小さく舌打ちをした。




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