男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆



「ごめんねブッサイクで」


…どーせ…
どーせあたしゃブサイクですよ。



宇津井は頬っぺたを膨らませてるあたしを見て慌てた。


「お、おいっ「俺も見たかった」

後ろから宇津井の言葉を遮る淨弥の声がした。



振り返ってみると、

「…椎の泣き顔かぁ…。可愛いだろうな…」

淨弥はすぐ目の前に居て、あたしの顔を覗きこんでいた。



……か、可愛い?

顔が瞬間で熱くなった。



「…今度、泣かせてみるか」

淨弥はそう言って、クスッと笑う。



「うわ言い方エッロ〜♪」

靖杜はニヤニヤしながら言う。



泣かせみるかって…//
なんだいそれっっ



「ふざけんなよ!椎榎!こいつらの前で泣いたら許さねぇかんなっ!」


宇津井は慌てた顔であたしに言う。





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