男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆




…嘘だろ?

そんなはずないよ…。



あの日で、
もう涙が枯れたのかと思ってた。



「……俺、…まだ涙を流せるんだ」


…涙は、枯れていなかった。



「……っ……!」


やべ…


次々と涙が溢れる。




「……なんで…だよッ……」


なんで俺、

…泣いてんだよ…。




「…アユミッ……」


俺はどうすればいいんだよ……










――……きっと
渇き切った心を

潤してくれたのは



君の

優しい笑顔だったんだ




初めて会った時から

気付いてたのかもしれない




君なら、

俺を暗闇の中から
救えるんだ、って。




―――――――――
*淨弥side*終わり
―――――――――






< 182 / 440 >

この作品をシェア

pagetop