street love
響に告白された
イヴの日から5日経った日に
ついに決意を固めた美波は有野と連絡を取って会う事になった。

待ち合わせ場所へ歩いて行くと、もうすでに有野が来ている。


「あ、美波!」

「遅れちゃって…」

「いや別に俺が早かっただけで、まだ時間前だよ。それより久し振りだな。こうして会うの」

「そだね。で…話だけど」

「なぁここじゃなくて、どっか店に入らないか?美波、寒いだろ」

「私は平気だよ」

「でもお茶しない?俺、朝から何も食ってなくて腹ぺこなんだよ。そこの喫茶店でいいから」

「そこまで言うならいいけど」


そして二人は少し歩いた所にある喫茶店へ入った。



「ここ覚えてるか?」

「え…」

「初めて二人で入った店だよ」

「………」


確かにここは初めて有野とデートした帰りお茶した場所ではあるが
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