street love
お互いに目の前に来た時
響は大勢の生徒がいる前で美波の事を抱き締めて囁いたのだ。



「キミに会いたかった」

『!!』



抱き締めた瞬間
周りはビックリした顔をして
美波と響の事を注目した。



「ヒビキ君…みんなが見てる。ヤバイよ」

「じゃ行こう。車停めてあるから」



手を握られて、美波は響の車がある所へ。



「びっくりしちゃった。ヒビキ君が突然、学校に来たから」

「急に会いたくなった。そしたらキミの所に向かっていたんだ」

(「心臓に悪いよ…」)

「これから映画観に行かない?」

「あ、うん」



何の映画かは分からないけれど、美波はすごく楽しみになってきた
< 55 / 78 >

この作品をシェア

pagetop