ひっきーの恋

たくさんの視線を受けながら
うちは廊下を歩き、
普段は立ち入り禁止の屋上にきた。

地面の上と比べて
けっこう風が強い。

だけど、そんな風が心地よくて
うちはしばらくその場に立っていた。

きーんこーんかーんこーん

すぐ近くのスピーカーから鐘の音が放送される。

そろそろ行かないと
朝のホームルームに遅刻してしまうが、
教室に戻る気なんてちっともおきなかった。









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