俺様王子と甘い同棲
メールに気がついた瑠威クンは、チラッとこっちを向くと、
「俺、迎え来ちゃったからもう帰るわ。」
と男子たちに告げてカバンを手にすると立ち上がった。
一言、二言言葉を交わすと彼はさっさと教室を出ていった。
「‥んじゃ、私も帰るね?」
私は、頃合いを見て彩夏にそう言った。
これから瑠威クンと同じ車だなんて、気が重かった。
「あぁ、頑張ってねェ♪」
彩夏は、けらけらと笑って手を振った。